「重陽」の版間の差分

邪気を払い長寿を願って、菊の花を飾ったり、菊の[[花冠|花びら]]を浮かべた酒を酌み交わして祝ったりしていた<ref>[[花びら]]やそれに付着した[[花粉]]に含まれる[[ビタミンC]]や[[ビタミンE]]の効果が有ると考えられる。</ref><ref>日本でも[[平安時代]]から菊花酒（菊の酒）を飲む風習があった。[[芭蕉]]の[[俳句|句]]：草の戸や日暮れてくれし菊の酒</ref>。また前夜、菊に綿をおいて、露を染ませ、身体をぬぐうなどの習慣があった。しかし、現在では、他の節句と比べてあまり実施されていない。

昔の[[中国]]では、上記の菊を使った習慣の他に、茱萸（グミではなく[[サンショウ|カワハジカミ]]）の実がついた枝を身につけたり、郊外の丘など高い場所へピクニックに出掛け遠くを見るということが行われた。