「生活排水」の版間の差分

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'''生活排水'''(せいかつはいすい)とは、[[炊事]]や[[洗濯]]など一般的な人間の生活に伴って生じ、排出される水。通常は、[[水質汚濁防止法]]第2条第8項における前述の定義が用いられる。人間の生活に伴うものであれば、一般家庭からの排水に限らず、事業所等からの排水も含まれる。いわゆる家庭ごみとともに、[[廃棄物の処理及び清掃に関する法律|廃棄物処理法]]における一般廃棄物に分類される。いわゆる都市部では、狭義の[[下水道]]である公共下水道により処理され、その他の地域では、[[下水道|集落排水施設]]、各家庭に設置される[[合併処理浄化槽]]等により処理されたのち、河川等の[[公共用水域]]に排出される。いづれにも、該当しない場合には、[[し尿]]は汲み取り、または、単独処理浄化槽による処理が行われるが、生活雑排水は無処理で[[公共用水域]]に排出される。
 
工場排水のように一時に大量に出て、特定の成分が集中するものではないが、恒常的に排出され、個々の量は少なくとも、全体としては多量となる。
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===(1)汚水処理人口普及率===
:汚水処理人口普及率(%)= (下水道処理人口+集落排水施設等処理人口+合併処理浄化槽人口+コミュニティプラント処理人口)/住民基本台帳人口×100
下水道、集落排水施設等処理人口は、供用開始されている区域の人口であり、実際に利用しているかは問わない。また、合併処理浄化槽人口には、下水道、集落排水施設等の供用開始区域の人口を含まない。
毎年8月ごろに、[[国土交通省]]、[[農林水産省]]、[[環境省]]の連名で発表されている。
平成18年度末現在の全国平均は82.4%である。