「有機電子論」の版間の差分

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== メソメリー効果 ==
<div align=right>[[画像:解説 M効果.png|frame|メソメリー効果]]</div>
有機反応論においてカルボニル化合物などに存在すると想定された分極生じる機構を[[クリストファー・ケルク・インゴルド|C.K.インゴルド]]は'''メソメリー効果'''('''M効果'''、mesomeric effect)と呼んだ。すなわち、カルボニルの二重結合が立ち上がり、カルボニル炭素が正にカルボニル酸素が負に分極する機構の呼称である。尚、共役カルボニル系化合物などでメソメリー効果というべきところを、有機反応論の後に発展した量子化学分野の[[原子価結合法]]の概念である「共鳴効果」と呼称することがあるが、有機反応論には「共鳴」の概念は無く正しい用語の使用方法ではない。
 
==関連項目==
*[[分子軌道法]]
*[[共鳴]]
 
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