「オロリン」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
Johncapistrano (会話 | 投稿記録)
m }}
m編集の要約なし
2行目:
| 名称 = オロリン・トゥゲネンシス
| 色 = pink
| 地質時代 = [[中新世]]
|{{生物分類表/哺乳綱}}
| 目 = [[霊長目]] [[:w:Primates|Primates]]
8 ⟶ 9行目:
| 科 = [[ヒト科]] [[:w:Hominidae|Hominidae]]
| 亜科 = [[ヒト亜科]] [[:w:Homininae|Homininae]]
| 属 = [['''オロリン属]]''' [[:w:Orrorin|Orrorin]]
| 種 = '''オロリン・トゥゲネンシス''' ''[[:w:O. tugenensis|O. tugenensis]]''
| 学名 = ''†Orrorin tugenensis''<br />Senut et al, 2001}}
 
'''オロリン・トゥゲネンシス'''(Orrorin tugenensis)は、[[サヘラントロプス|サヘラントロプス・チャデンシス]]に次ぎ2番目に古い、現代の[[人類]]に直接繋がるヒト亜科の祖先であると考えられている。また現在のところ、オロリン属に分類される唯一の種である。学名は、[[ケニア]]のトゥゲンヒルズで化石を発見した研究者らによってつけられた。[[放射年代測定]]によって、化石が発見された地層の火山性[[凝灰岩]]は610万から580万年前の[[中新世]]のものであることが分かった。これは、[[二足歩行]]をしていた証拠の残る最も古い化石のひとつである。
19 ⟶ 21行目:
もしオロリン属が現代の人類の直接の祖先であると証明されれば、[[アウストラロピテクス・アファレンシス]]などの[[アウストラロピテクス属]]はヒト科の樹形図の傍流であるということになる。オロリン属はアウストラロピテクス属よりも150万年も古いが、より現代の人類に近いのである。
化石の発見された場所から考えると、[[人類の進化]]の定説とは異なり、オロリン属は森林に住んでいたとみられる。
[[Category:化石人類|おろりんとうけねんしす]]