「自白剤」の版間の差分

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自白剤の開発は[[第一次世界大戦]]の頃から始まり、[[冷戦]]時代には多くの研究がなされた。しかし、最も重要なのは'''自白剤は[[大脳上皮]]を麻痺させる'''以上の働きは無いことである。また、当然だがいくつかの薬物は被験者を中毒・廃人にさせることがあるし、ベラドンナも致死性の高い植物として知られる。
 
自白剤は「自白を強要するため」の一手法として投与される。通常、自白を強要するための手法としては、不眠状態、絶食状態、[[拷問]]などの方法がある。これは「嘘をつくためには意識が判然としている必要があり、疲労状態や脳の機能が低下した状態では[[黙秘]]することが困難になる」との論理からである。同様に「自白剤の投与により朦朧とした状態に置かれた人物は、質問者に抗することが出来なくなり、機械的に質問者の問いに答えるだけとなる」と考えられている。また、自白剤のみでなくいくつかの手法を組み合わせることも多い。ただし、朦朧とした状態での自白はそれゆえに信憑性は低くなり、また細部については記憶違いや記憶の齟齬が出たり、投薬された人物の主観的妄想が含まれる場合もある。そのため、緊急にして切迫してる場合は自白剤は最終手段か、もしくはまったく使わないことが多い。
 
== 使用法 ==