「ジャン・クリストフ」の版間の差分

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「'''ジャン・クリストフ'''」(Jean Christophe) は、[[ロマン・ロラン]]の[[長編小説]]。全10巻からなり、[[1903年]]から[[1912年]]にかけて、[[シャルル・ペギー]]の創刊した雑誌『半月手』に発表された。ロランはこの作品によってノーベル文学賞を授与されている。
 
それまで[[ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン|ベートーヴェン]]や[[ミケランジェロ・ブオナローティ|ミケランジェロ]]などの[[伝記]]を書いていた著者が、「''あらゆる国の悩み、闘い、それに打ち勝つ自由な魂たち''」に捧げて執筆したいわゆる[[大河小説]]の先駆けをなすもので、[[ドイツ]]・[[ライン川]]中流の小都会に生まれた[[音楽家]]クリストフを主人公に、3代にわたる100人を超える人物が登場し、当時の西欧社会を描き出そうとした作品。主人公ジャン・クリストフは[[ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン|ベートーヴェン]]をモデルにしていると言われている<ref>『中井正一のメディア論』- (後藤嘉宏,学文社,ISBN 9784762013669)</ref>。
 
== あらすじ ==