「国家神道」の版間の差分
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→概要: 帝国憲法と信教の自由に関して 出典 『近代の神社神道』 『国家神道とは何だったのか』葦津珍彦氏・阪本是丸氏の論による |
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『[[古事記]]』『[[日本書紀]]』等の古典を根拠として万世一系の[[天皇]]が日本を統治すること、国家の中心に存在する天皇と[[国民]]との間に伝統的な強い紐帯があることを前提に、全国の神社は[[神祇官]]の元に組織化され、諸制度が整備された。当初、全国の神社は全て官有となり、全[[神職]]は[[官吏]]待遇([[神官]])となった。だが、制度面として未成熟な部分があり、[[神官]]と呼ばれる官吏としての神職は[[伊勢神宮]]に奉仕する者のみとなった。官社の神職には官等を配し、位階、勲等を付与した。その多くは判任待遇としたが、一部は奏任官待遇とし、叙位の恩典も与え、退職後の恩給制度も整備した。
[[政教分離]]に基づく[[信教の自由]]は近代
<!--神道の宗教としての側面を維持しようとする教団は公認された一部のものが[[教派神道]]として分離され、神社に於いて祭祀としての側面のみを有するものが国家神道とされた。それ故、「神道」と名付けられてはいるものの、その実態は日本式[[唯一神教]](唯一絶対の[[権威]]を戴いた宗教)という事も可能である。何故、そのような実態になったのかは[[マックス・ヴェーバー]]の著書[[プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神|『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』]]がヒントになるだろう。日本において近代国家を建設するには国家神道が不可欠だったという説もある。-->
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