「教皇首位説」の版間の差分

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'''教皇首位説'''('''きょうこうしゅいせつ''')とは、[[ローマ・カトリック教会]]の教理のひとつで、教会の規律と統治に関する問題および信仰と道徳に関する教義の問題の裁治権は、[[教皇]]の持つ[[使徒座]]の権威に首位があるという説。特に[[公会議]]よりも首位があるという説を意味し、公会議が優越するという[[公会議主義]]を否定する。また、殊に最高裁判官としての使徒座による判決は再審査できない。
教会の規律と統治に関する問題および信仰と道徳に関する教義の問題の裁治権は、[[教皇]]の持つ[[使徒座]]の権威に首位があるという説。特に公会議よりも首位があるという説を意味する。また、殊に最高裁判官としての使徒座による判決は再審査できない。
 
この説は、[[バーゼル公会議|フェラーラ・フィレンツェ公会議([[バーゼル公会議]]、1431-45年)最初に決定され、[[第1ヴァティカン公会議]](1869-70年)で追認された。
 
== 関連項目 ==
*教皇不可謬説
*公会議主義