「ダランベールの原理」の版間の差分

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:<math> \mathbf{F} - m {d^2 \mathbf{r} \over {dt^2}} = 0 </math>
 
となり、これは質点に作用する外力 '''F''' に対し、-''md''<sup>2</sup>'''r'''/''dt''<sup>2</sup> なる力がかかって全体が力のつり合った(平衡し)状態であるとみなすことができる。このようにみかけ上の力 (-''md''<sup>2</sup>'''r'''/''dt''<sup>2</sup>) を仮定して、運動の問題を力のつり合い(平衡)の問題に帰着させられることを、'''ダランベールの原理'''という。この時、見かけ上の力、-''md''<sup>2</sup>'''r'''/''dt''<sup>2</sup> を'''慣性力'''(慣性抵抗とも言う)と言う。
 
この原理は、''n'' 個の質点系、質点だけでなく形のある物体(連続した物体)についても成り立つ。