「オフィス・オートメーション」の版間の差分

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広義には、[[ファクシミリ]]や[[複写機|コピー機]]などの[[電子機器]](広義の[[情報機器]])を用いて、紙による通信や複製を効率化することも含み、従来からある[[郵便]]よりも迅速に情報をやり取りして、業務の高速化・大容量化が期待された。
 
実際のオフィスオートメーションでは[[1980年代]]に、[[オフィス・コンピュータ]]の導入により業務を自動化、[[端末]]からデータを入力して、事務処理の一部をコンピュータに任せる事から始められ、[[記憶媒体]]の大容量化により、業務データを従来の[[帳簿]]から[[データベース]]へと置き換えることで進んだ。また、書類作成などの面では、[[ワードプロセッサ]]と[[プリンター]]が活躍し、これによって大量の書類を短時間で作成できるようになった。
 
なおオフィス環境の自動化は、現在でも様々な仕事を電子化・自動化することで進んではいるが、行政部門の電子化の遅れや、ディスプレイの解像度や簡便性が未だ紙に及ばないため、むしろ盛んにOA化が提唱された1980年代初頭よりも、紙の使用量は増えている。この流れの中では、[[電子ペーパー]]のような軽量で扱いやすい[[ディスプレイ (コンピュータ)|ディスプレイ]]装置も開発されているが、2006年現在ではまだ開発途上の域にある。