削除された内容 追加された内容
たけまる (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
SPR (会話 | 投稿記録)
m編集の要約なし
18行目:
 
== 真朱 ==
 
朱色とは元来は天然赤色顔料[[辰砂]]の色であり、色名としての朱色は本来この色をさす。
しかし、後に硫黄と水銀から人工顔料の[[#銀朱|銀朱(バーミリオン)]]が作られたため、
83 ⟶ 82行目:
これは朱砂が持っている色彩自体の印象以外に、硫化水銀や水銀そのものの毒性に依存・依拠するものとも考えられている。
 
そして、乾性油で練り上げられた朱は、今日台頭している[[カドミウム赤]]や[[縮合アゾ]]系を以ってしても代替不可能な、[[油絵の具|油絵具]]の内で最高の不[[透明]]性を誇る類例のない色材である。
ただし、色材としての硫化水銀の運用にあっては、硫化水銀の黒変を回避しつつ目的の色彩を定着させる高次の技術が要請される。