「マーケット・ガーデン作戦」の版間の差分

南部のアイントホーフェン地区に降下した[[マクスウェル・D・テイラー]]率いる[[第101空挺師団 (アメリカ軍)|米第101空挺師団]]は、ドイツ軍の抵抗にはほとんど遭遇せず、容易にフェフヘルの小さな橋を占拠した。しかし一方ゾンではドイツ軍の対戦車砲の前に進撃が遅れていた。同日遅く独第15軍の攻撃で米軍は撃退され、部隊はゾンの南へ退避した。
 
ナイメーヘン地区には米第82空挺師団が降下した。町の南東に第505および508連隊、南部に504連隊が降下している。フラーフェの近くに降下した小グループはマース川にかかる橋の確保に成功した。しかしシュトゥデントが編成したドイツ軍防衛線は空挺作戦における降下地点の重要性を知悉しており、ナイメーヘン東部のフロースバークの丘を執拗に圧迫し、米第82空挺師団の主力は同日中、丘の防衛に終始することとなった(師団司令部やブラウニング中将の作戦司令部、そして[[橋頭堡|空挺堡]]すなわち師団の補給降下地点でもあるため、丘を奪われるわけにはいかなかった)。そのため橋を確保する試みは連絡の不良もあり同日遅くまで行われず、ナイメーヘン橋は依然ドイツ軍の手にあった。
 
北部アーネム地区に降下した英第1空挺師団の空輸は滞りなく行われたが、運悪くグライダーに搭載されている偵察ジープは降下の時点で半数以上が失われ、残りはアーネムへの先導をしている途中で待ち伏せにあった。したがって、アーネムの橋を確保するただ一つの可能性は徒歩であった。さらに、輸送機の不足から師団全兵力の輸送は行われず、初日に降下したのは第1パラシュート旅団と第1グライダー旅団のみであった。第1パラシュート旅団はアーネムの橋の確保を担当し、第1グライダー旅団は翌日の残余部隊(第4パラシュート旅団および第1グライダー旅団)のための降下予定地確保を担当することとなった。
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