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の[[原種]]やその[[変種]]、[[品種]]、またそれらを交配して作られた品種群である。主要なものを以下に記載する。
*プリムラ・ポリアンサ(''P. polyantha'')。ヨーロッパ原産でクリンザクラともいう。イギリス産の野生植物から園芸化されたものとしてほとんど唯一のもので、17世紀にはすでにいくつもの品種があり、19世紀はじめには「ゴールドレースド・ポリアンサス」が生まれ[[フローリスツ・フラワー]]の一つとなった。これは鉢植え、展示会用だが、19世紀後半から庭園用の系統が育種され、20世紀、第二次大戦後にはアメリカで巨大輪の「パシフィック系」が生まれ、そこから更に多くの系統が生まれて、花壇用営利種として広く流通している。趣味家、マニア向けにはバーンヘヴンの「コウィチャン系」、ダブル・プリムローズなどがある。
*プリムラ・ジュリアン(''P.'' ×''juliana'')。プリムラ・ポリアンサとプリムラ・ジュリエ(P.juriae)との交配種。草野総一氏作出。昭和47年坂田種苗(現サカタのタネ)より発売。また、プリムラ・ポリアンサとプリムラ・ジュリアンをあわせてプリムラ・プルホニケンシス・ハイブリッド(''P. pruhonicensis hybrids'')とすることもある。
*プリムラ・マラコイデス(''P. malacoides'')。中国原産でケショウザクラ、オトメザクラともいう。
*プリムラ・オブコニカ(''P. obconica'')。中国西部原産でトキワザクラともいう。