「アルス・スブティリオル」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
編集の要約なし
8行目:
== 記譜上の特徴 ==
 
アルス・スブティリオルのテクニックの一つは赤い[[音符]]の使用である。赤い音符は2/3の[[音価]]を意味する。
 
例えば、赤い音符のみで書かれた3[[小節]]分のパッセージは、実際には2小節分の長さである。「完全」パッセージが赤い音符で書かれた場合は[[シンコペーション]]が生じる([[ヘミオラ]]と言える)('''例1''')。「不完全」パッセージにおいては三連符が生じる('''例2''')。
 
* '''例1''': 3/4拍子。3つの赤い付点二分音符が書かれた場合、各音符は四分音符を減じて、3つの二分音符となる。従って2小節に収まる。1小節目3拍目の四分音符は2小節目1拍目の四分音符にシンコペーションされる。