「コヒーレントポテンシャル近似」の版間の差分

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==#'''CPA'''(Coherent Potential Approximation)は、[[第一原理バンド計算]]におけるCPA==手法。(本稿で解説)
#'''CPA'''(certified public accountant)は、[[公認会計士]]を参照。
'''CPA'''('''Coherent Potential Approximation'''、コヒーレントポテンシャル近似とも言う):[[1967年]]P. Soven[1]が考案した[[バンド計算]]手法。<BR>ポテンシャルが[[ランダム]]な系(例:[[不規則二元合金]]、原理上三元以上でも計算可能)の電子状態を計算するための手法。<BR>[[電子]]の[[散乱理論]]を基にして電子状態を求める、<B>KKR-CPA法</B>が最もよく使われる([[KKR法]]をランダムな系に対応させるためCPAを導入したもの)。<BR>他に、タイトバインディング手法によるCPA(<B>TB-CPA</B>)もある。
#'''CPA'''(cardiopulmonary arrest)は、[[心肺機能停止]]を示す。
#'''CPA'''(Coalition Provisional Authority)は、[[連合国暫定当局]]を参照。
 
*[[==第一原理バンド計算]]におけるCPA==
【関連語】[[Averaged_t-matrix_Approximation|ATA]]、[[仮想結晶近似]]、[[リジッドバンドモデル]]
'''CPA'''('''Coherent Potential Approximation'''、コヒーレントポテンシャル近似とも言う):[[1967年]]P. Soven[1]が考案した[[バンド計算]]手法。
 
ポテンシャルが[[ランダム]]な系(例:[[不規則二元合金]]、原理上三元以上でも計算可能)の電子状態を計算するための手法。<BR>
[[電子]]の[[散乱理論]]を基にして電子状態を求める、<B>KKR-CPA法</B>が最もよく使われる([[KKR法]]をランダムな系に対応させるためCPAを導入したもの)。
 
他に、タイトバインディング手法によるCPA(<B>TB-CPA</B>)もある。
 
==参考文献==
 
[1] P. Soven, Phys. Rev. <B>156</B> (1967) 809.
 
==関連記事項目==
*[[Averaged t-matrix Approximation|ATA]]
 
*[[仮想結晶近似]]
*[[第一原理バンド計算]]
*[[リジッドバンドモデル]]
 
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'''CPA'''(certified public accountant)は、[[公認会計士]]を参照。
 
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'''CPA'''(cardiopulmonary arrest)は、[[心肺機能停止]]を示す。
 
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'''CPA'''(Coalition Provisional Authority)は、[[連合国暫定当局]]を参照。