「プラスマイナス記号」の版間の差分
削除された内容 追加された内容
Hatukanezumi (会話 | 投稿記録) やや超訳化 |
編集の要約なし |
||
1行目:
{{記号文字|±}}
'''プラスマイナス記号''' (±) は[[近似]]値の[[正確度と精度|精度]]を示すためや、符号のみが異なる2つの値を略記する簡便な記法として、広く使われる数学記号である。
数学ではこの記号は「プラスマイナス」(英: ''{{lang|en|plus or minus}}'') と読み、片方が正で片方が負のちょうど2つの答えが考えられることを示す。
しかしほとんどの実験科学では、この記号は「増減がある」(英: ''{{lang|en|give or take}}'') と読み、測定値が取りうる上限から下限までの範囲<!-- inclusive range -->を示す。
==精度を示す用法==
たとえば、「5.7
[[百分率]]を使って許容誤差を示す用法もある。たとえば、230 V
==符号が反対の2つの値の略記法としての用法 ==
もし <math>\displaystyle ax^2 + bx + c = 0</math> ならば、
39 ⟶ 40行目:
==マイナスプラス記号==
{{記号文字|∓}}
さらにもう1つ'''マイナスプラス記号''' (&#
:<math>\cos(x \pm y) = \cos(x) \cos(y) \mp \sin(x) \sin(y) </math>
のような三角恒等式の場合は「&#
==文字コード==
{| class="wikitable" style="text-align:center;"
*[[ISO/IEC 8859]]-[[ISO/IEC 8859-1|1]]、[[ISO/IEC 8859-7|7]]、[[ISO/IEC 8859-8|8]]、[[ISO/IEC 8859-9|9]]、[[ISO/IEC 8859-13|13]]、[[ISO/IEC 8859-15|15]]および[[ISO/IEC 8859-16|16]]では、プラスマイナス記号がコードB1<sub>[[十六進記数法|hex]]</sub>に存在する。Unicodeの先頭256個のコードポイントは[[ISO-8859-1]]の内容と同じなので、この記号はUnicodeコードポイント {{U+}}00B1 にも存在する。▼
!記号!![[Unicode]]!![[JIS X 0213]]!![[文字参照]]!!名称
*この記号には <code>&plusmn;</code> という[[HyperText Markup Language|HTML]][[文字実体参照|実体]]表現も存在する。より使用頻度の低いマイナスプラス記号 (∓) は、ほとんどの場合レガシーな文字コードには存在せず名前付きHTML実体も持たないが、Unicodeではコードポイント {{U+}}2213 で利用可能であり、HTMLでも <code>&#x2213;</code> で利用可能である。▼
{{CharCode|177|00B1|1-1-62|正又は負符号}}
{{CharCode|8723|2213|1-3-59|負又は正符号}}
|}
*[[JIS X 0208]]、[[JIS X 0213]]には、プラスマイナス記号が1面1区62点に存在する。また、[[JIS X 0213]]には、マイナスプラス記号が1面3区59点に存在する。
▲*[[ISO/IEC 8859]]-[[ISO/IEC 8859-1|1]]、[[ISO/IEC 8859-7|7]]、[[ISO/IEC 8859-8|8]]、[[ISO/IEC 8859-9|9]]、[[ISO/IEC 8859-13|13]]、[[ISO/IEC 8859-15|15]]
*Unicodeの先頭256個のコードポイントは{{U+}}00B1 にも存在する。
*この記号には <code>&plusmn;</code> という[[HyperText Markup Language|HTML]][[文字実体参照|実体]]表現も存在する。
▲*
*[[TeX]]ではプラスマイナスとマイナスプラス記号はそれぞれ <code>\pm</code> と <code>\mp</code> のような実体として符号化される。
== 関連項目 ==
|