「電子ピアノ」の版間の差分

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一方、以下のような弱点もある。
* 発音源がせいぜい口径10~20cmのスピーカーであり、大面積の響板を主な音源とするピアノとは音の広がりや豊かさに本質的な違いがある。
* ディジタル技術を用いているので、安定性と再現性に優れているが、如何に精密に作ったところで所詮音量・音色などは(厳密に言えば)段階的であり、だれが弾いても有限の組合せの中のいずれかの音を発生することになる。これに対して、ピアノはいわゆるアナログ機器であり、演奏者の技量、環境、その他の要素により無限の種類の音を発生することができ、特にクラシック音楽の分野では演奏者の表現力を生かすことができる。
* 電子技術を用いた機器であるがゆえに、その構成部品、特に[[集積回路]]などの電子部品は非常に精密でかつ陳腐化(更新)が速い。このため、製造後長期間経った電子ピアノが故障した場合、もし故障の原因が専用の集積回路などの部品ででかつ製造元にもはや交換部品の在庫がない場合などは修理不可能となり、楽器全体を廃棄するしかない。これに対して、ピアノは如何に精密な機構部品で構成されているとはいえ、所詮[[19世紀]]以前の技術で作られたものであり、部品が故障、磨耗、破損しても町工場レベルの手工業技術で修理したり、木材、金属、布などの素材から再生が可能であり、修理が可能である。現に、100年以上前に製造されたピアノを再生して新品と同じように使えるようにすることは珍しくない。
 
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