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'''フッ素樹脂'''はフッ素を含む[[合成樹脂]である。その特徴は高い耐溶媒、耐酸、耐アルカリ性にある。
フッ素樹脂は[[1938年]]に[[w:en:Roy J. Plunkett]]博士〈[[デュポン]]社の〉により発明された。かれは〈デュポン社で〉[[フレオン]]([[w:en:freon]])の研究に従事しており、偶発的に[[テトラフルオロエチレン]]を重合させた。それは[[w:en:PTFE]]として製品化され、商品名テフロン®として知られるに到った。この素材は既知のいかなる素材よりも低い摩擦係数を有し、理想的な条件においてはすべての化学物質に不活性である。
フッ素樹脂の例を次に示す:
*[[テトラフルオロエチレン]](polytetrafluoroethylene PTFE; [[w:en:polytetrafluoroethylene]]) 商標[[テフロン]]でデュポン社より販売される。
*[ペルフルオロアルコキシフッ素樹脂]](perfluoroalkoxy polymer resin、PFA: [[w:en:Perfluoroalkoxy]] ) 商標[[テフロン]]でデュポン社より販売される。
*[[四フッ化エチレン･六フッ化プロピレン共重合体]] (fluorinated ethylene-propylene、FEP: [[Fluorinated_ethylene_propylene]]) 商標[[テフロン]]でデュポン社より販売される。
*エチレン･四フッ化エチレン共重合体(polyethylenetetrafluoroethylene、 [[w:en:ETFE]]) polyethylenetetrafluoroethylene([[Tefzel]]<ref>Tefzelの商標でデュポン社より販売される。</ref>), ([[Fluon]]<ref>Fluonの商標で[[旭硝子]]より販売される。</ref> )
*[[ポリフッ化ビニル]](polyvinylfluoride、[[w:en:PVF]]) Tedlar<ref>Tedlarの商標でデュポン社より販売される。</ref>
*[[エチレン･クロロトリフルオロエチレン共重合体]](polyethylenechlorotrifluoroethylene、 [[w:en:ECTFE]]) (Halar<ref>Halarの商標でSolvay Solexis社で販売される。</ref>)
*[[ポリフッ化ビニリデン]]〈 polyvinylidene fluoride:[[w:en:PVDF]] 〉(Kynar<ref>Kynarの商標でArkema, Inc.社で販売される。 </ref>)
*[[ポリクロロトリフルオロエチレン]] PCTFE (Kel-F, CTFE: [[w:en:polychlorotrifluoroethylene]])
*FFKM Kalrez<ref>Kalrezの商標でデュポン社より販売される。</ref>, Tecnoflon<ref>Tecnoflonの商標でSolvay Solexis社に販売される</ref>
*FPM/FKM ([[Viton]]<ref>Vitonの商標でデュポン社より販売される。</ref>, Tecnoflon)
フッ素樹脂は機械的な分類では熱硬化性あるいは熱可塑性樹脂に分類される。金属部品に粉体静電コーティングしたり、[[エポキシ樹脂]]とともにシート状に加工されて、金属製あるいは非金属性コンテナの内張りとして取り付けられる。
==関連項目==
*[[パーフルオロカーボン]]([[w:en:Perfluorocarbon]]; PFC)
==註・出典==
<references/>
==外部リンク==
*[http://www.zeusinc.com/pdf/Zeus_Chem_Resistance.pdf Chemical Resistance of Fluoropolymers]フッ素樹脂の耐薬品性〈英語〉
[[Category:Fluoropolymers| ]]
[[Category:Polymers]]
{{polymer-stub}}
[[fa:فلوروپليمر]]
[[ja:フッ素ポリマー]]
[[nl:Fluorpolymeer]]
[[pl:Polimer fluorowy]]
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