「石油備蓄」の版間の差分

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==日本の備蓄基地の建設==
日本では、民間備蓄と国家備蓄の両方式で石油備蓄が行われている。前者は民間企業が石油流通の施設に在庫を多めに持つ方法で、原油と石油製品を石油タンクなどに備蓄し、随時入れ替えを行っている。後者は国が備蓄基地を建設し原油の形で封印保管するもので[[経済産業大臣]]の指示のあるときのみ出し入れを行う。2007年2月末現在の備蓄量は民間が国内消費量の83日分、国が94日分を備蓄している。国の備蓄基地は独立行政法人[[石油天然ガス・金属鉱物資源機構]]が管理している。
 
施設の重要性とは裏腹に、建設にあたっては住民から反対運動を起こされるケースがほとんどである。このため、石油備蓄基地は工場地帯やへき地などで建設されることが多い。また、施設についても陸上のタンクばかりでなく、洋上に係留した[[タンカー]]による備蓄や地下岩盤への備蓄など多様な手段が取られる。