「交響曲第7番 (ブルックナー)」の版間の差分

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Lemon pie (会話 | 投稿記録)
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比較的短く切り詰められた再現部の後、コーダはホ音の上に組み立てられ、第1主題に基づいて締めくくられる。
 
演奏時間は19~2119~21
 
=== 第2楽章 アダージョ ===
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6連音符の上に乗せられた主題は、、ついに第177小節で破裂のクライマックスを迎える(ハース版以外の版では、ここで打楽器も加わる)。そして第184小節(スコア練習記号X)から、ワーグナーのための「葬送音楽」が開始され、4本の[[ワグナーチューバ]]が厳粛な音楽を奏でる。最後は主要主題が、[[異名同音]]で同名調の[[変ニ長調]]で奏され、消えるように静かに締めくくられる。
 
演奏時間は22~2522~25分程度。
 
=== 第3楽章 スケルツォ ===
[[イ短調]]、3/4拍子(4分の3拍子)。“''Sehr Schnell''”(非常に速く)の速度標語がある。A - B - A の3部形式。前の第2楽章の哀切な緊張感から解放され、ブルックナーのスケルツォらしい野性的な雰囲気にあふれている。
 
中間部(B)は[[ヘ長調]]で、のどかな曲想である。演奏時間は9~119~11分程度。<!--琵琶湖周航の歌の“滋賀の都よ”によく似た旋律が混じっている-->
 
=== 第4楽章 フィナーレ ===
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従来のブルックナー交響曲の最終楽章に比べると、この第7番の第4楽章は軽快な親しみやすさにあふれている。反面、第4番・第5番・第8番などに比べると「終楽章が短い」と、否定的に評されることもある。また、再現部では主題再現が逆に行われ、全体が分かりにくいという評価もある。
 
演奏時間は11~1311~13分程度。
 
== 版の問題 ==