「クリス・クロス 混沌の魔王」の版間の差分

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=== ダンジョントライアル(プロジェクト) ===
江崎新一の発案により『ギガント』の一般への初公開のために開発された仮想現実型[[コンピュータRPG|RPG]]。世界最高のコンピュータをゲームに使うことに対する批判はあったものの、最先端技術を多くの人々に体感させる手段として『ギガント』開発当初から考えられていた。<br />
一度に参加できるプレイヤーは256人までで、プレイヤーは全方位モニターマスクとヘッドホン、身体各所に電極が取り付けられる。この電極は各部筋肉の動きを感知する入力装置であると同時に、電気的刺激により触覚や痛覚などの擬似感覚をプレイヤーに与える役目も持つ(ただし、ゲームであるため痛覚はかなり制限されたものとなっている)。この擬似感覚によりリアリティーを持たせるため薬品(麻薬に相当するものではないが投与には有資格者の立会いが必要)と催眠術が併用されているが、これによりゲームの参加者はメディカルチェックをクリアした18歳以上に限られる。<br />
また、技術的な問題で『味覚』、『重力や慣性に対する知覚力』、『嗅覚』の3つは再現することができなかった。しかし、それでもなお体験リポートをした記者から『これ以上完璧にされては、現実世界と仮想世界が区別できなくなるおそれがある』と評されるほどのリアリティーを持つ。<br />