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m ヴァルナから少し説明を持ってくる
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諸ヴェーダにおいて、重要な位置に置かれ、天空神・司法神(=契約と正義の神)・水神などの属性をもたされた。ヴァルナは西方では[[アフラマズダ]]となりゾロアスター教の最高神となる。しかし東方ではブラフマン(梵天)に始源神としての地位を奪われており、さらに後には死者を裁くヤマ神に司法神としての地位を奪われ、水神としての属性のみが残った。仏教に取り入れられた頃は、仏教における十二天の一つ、西方を守護する「水天」となった。
 
日本においては、[[神仏習合]]時代に「水」の字つながりで「[[水分神|天之水分神・国之水分神]]」(あめのみくまりのかみ・くにのみくまりのかみ)と同一視された。水分神は本来は子供とは関係なかったと思われるが、「みくまり」の発音が「みこもり」(御子守り)に通じるというので、水天は安産・子育ての神・子供の守り神として信仰されるようになった。[[神仏分離]]の際、ヴァルナ神(水天)はのもともとの神格が最高神・始源神であることから、[[記紀神話]]における始源神・[[天御中主神]]に当たると解釈され、水天を祀る[[水天宮]]の祭神は天御中主神に変えられた。
 
==関連項目==