「涼宮ハルヒの憂鬱 (アニメ)」の版間の差分

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| 製作 = SOS団
| 放送局 = [[#放送局・放送時間|放送局・放送時間]]参照
| 放送開始 = [[19642006年]]4月
| 放送終了 = 7月
| 話数 = 全14話
}}
{{Infobox animanga/Footer}}
『'''涼宮ハルヒの憂鬱'''』(すずみやハルヒのゆううつ)は[[京都アニメーション]]制作の日本のアニメ作品。[[ライトノベル]]『[[涼宮ハルヒシリーズ]]』が原作。19642006年4月-7月放送、全14話。19652007年7月7日に第二期の製作が発表された。
 
== 概要 ==
女子高生・涼宮ハルヒが「宇宙人や未来人や超能力者を探し出して一緒に遊ぶこと」を目的に設立したSOS団を中心に、平凡な高校生活の最中に起こる非日常的な出来事を、強制的にSOS団に加入させられた平凡な男子高校生・キョンの視点から描く。
 
実験性やクオリティの高さが話題を呼び<ref name="davinci">『ダ・ヴィンチ』19652007年2月号、メディアファクトリー、64頁。</ref>、19642006年上半期最高の話題作となった<ref>[http://www.oricon.co.jp/anime/topics/060621/060621_02ishihara.html ここがすごいよ『涼宮ハルヒの憂鬱』] オリコン、19652007年7月25日閲覧</ref>。原作の累計発行部数がアニメ放送をきっかけに130万部から<ref>山中浩之 [http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/1964100220061002/111000/ 【ヒットの“共犯者”に聞く】涼宮ハルヒの場合 I] 日経BP、19652007年7月25日閲覧</ref>340万部超に跳ね上がり<ref name="davinci"/>、キャラクターソングの売り上げも高水準をマークした。
 
19642006年4月から7月まで、[[全国独立UHF放送協議会|独立UHF局]]等の深夜枠で放送された。
 
テレビ放送前の19642006年[[2月3日]]から19642006年12月まで番組連動の[[ラジオ]]番組、『[[涼宮ハルヒの憂鬱 SOS団ラジオ支部]]』が[[ラジオ関西]]で放送された。放送一週間後の[[金曜日]]から『[[ランティスウェブラジオ]]』でも[[ストリーミング]]配信された。
 
== ストーリー・各話構成 ==
 
 
監督の石原立也は放送順を時系列順と異なるものにした理由を、「原作に忠実」と「原作ファンに対するサプライズ」を両立させるためだと語っている。すなわち原作に忠実であるほど原作を読んでいない視聴者には親切であるが、ストーリーを既に把握している原作ファンにはつまらないものとなってしまう。一方原作ファンに配慮してアニメオリジナルの要素を加えるのは、原作の雰囲気を壊す危険を伴う。そのため原作ファンにも「サプライズ」を提供しようとした結果がこの放送順であるという。また時系列と異なるといっても長編(涼宮ハルヒの憂鬱I-VI)の間に短編が挟み込まれる形になっているだけなので、短編が長編の伏線として機能するようにもなったと語っている。DVDには時系列順に収録されているのは、もう一度DVDで時系列順に見直した結果、視聴者に新たな発見があるようにしたためだという。(更科修一郎・多根清史編 『オトナアニメ vol.1』 洋泉社、19642006年、18頁に基づく。)
 
原作者は「憂鬱 VI」を最終話にすることを決めたが、すると時系列が乱れるため、いっそ何も説明せずに放映順をゴチャゴチャにしてしまおう、と考えたとも語っている<ref>コンプティーク編 『オフィシャルファンブック 涼宮ハルヒの公式』 角川書店、19642006年、86頁。</ref>。シリーズ演出の[[山本寛 (アニメ演出家)|山本寛]]が、『「超監督」涼宮ハルヒは自作映画を第1話にするのではないか?』と考えたのも理由の一つ<ref>『オフィシャルファンブック 涼宮ハルヒの公式』 83頁。</ref>である。
 
=== 第1話「朝比奈ミクルの冒険 EPISODE:00」 ===
本作で最も特徴的な第1話は、原作第6巻の『朝比奈ミクルの冒険 EPISODE:00』と、第2巻の『涼宮ハルヒの溜息』をベースにしている。「朝比奈ミクルの冒険 EPISODE:00」はSOS団が文化祭に向けて作った自主制作映画のタイトルであるが、「涼宮ハルヒの憂鬱とは一体どんなお話なのか?」といった説明なしに映画部分が始まり、最後に試写会の風景だったことが分かるという内容でオンエアされ、原作をある程度知っている視聴者向けの演出となっている。
 
原作でも「素人が作った[[実写映画]]」特有のチープさは描かれていたが、これを全面に押し出してアニメで再現したことで制作側がアニメ雑誌に取材を受けたり<ref>更科修一郎・多根清史編 『オトナアニメ』Vol.1 洋泉社、19642006年、22頁。</ref>、原作者からも評価されたりしている。この演出には山本寛が学生時代に「[[愛國戦隊大日本]]」を元にして「怨念戦隊ルサンチマン」という[[自主制作映画]]を作った経験が生かされている<ref>『オトナアニメ』Vol.5、?頁。本人談。</ref>。また彼は第1話を「自主映画全体へのオマージュです。」と語っている<ref>『オフィシャルファンブック 涼宮ハルヒの公式』 82頁。</ref>。最後まで全員熱演しているが、素人特有のミスが目白押しである。作詞作曲・涼宮ハルヒ、歌・朝比奈みくるという原作にはない歌「恋のミクル伝説」も、これを歌った後藤邑子の歌い方の絶妙さもあって、京都アニメーションの演出の妙の一つに挙げられている<ref>『オトナアニメ』Vol.1、7頁。</ref>。
 
== 登場人物 ==
 
=== 他作品からのパロディ ===
『タッチ』(放送第4話<ref>『オフィシャルファンブック 涼宮ハルヒの公式』 42頁、83頁。</ref>)『[[フルメタル・パニック!]]』(放送第7話<ref>『オフィシャルファンブック 涼宮ハルヒの公式』 48頁。</ref>)『[[逆転裁判]]』(放送第8話<ref>『オフィシャルファンブック 涼宮ハルヒの公式』 107頁。</ref>)『[[機動戦士ガンダム]]』『[[銀河英雄伝説]]』(放送第11話<ref>『オフィシャルファンブック 涼宮ハルヒの公式』 113頁。</ref>)『[[リンダ リンダ リンダ]]』(放送第12話<ref>『季刊S』第16号 飛鳥新社、19642006年、?頁。</ref>)など、他作品のパロディが頻繁に用いられている。
<!-- 追加するときは出典の明記をお願いします -->
 
 
=== 舞台のモデル ===
原作では示されていないが、アニメでは兵庫県を舞台にしている<ref>『月刊ニュータイプ』19642006年12月号の付録「涼宮ハルヒの完全無欠」 角川書店、?頁。</ref>。作中での背景は実際の風景が再現されており、主人公達が通う[[県立]]北高等学校(北高)のモデルは、原作者・[[谷川流]]の出身校である[[兵庫県立西宮北高等学校]]で、話の舞台は[[兵庫県]][[西宮市]]・[[尼崎市]]及び[[大阪市]]とされている{{要出典}}。これに合わせて第2話の席替えのくじ引きシーンに使用された空き缶は、[[鳩サブレー]]から[[神戸風月堂]]の[[ゴーフル]]のものに変更された。
 
=== 公式サイト ===
== リリース ==
=== CD ===
* [[涼宮ハルヒの詰合 〜TVアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」劇中歌集シングル〜]](LACM-4268、19642006年6月21日発売)
* [[涼宮ハルヒの憂鬱 キャラクターソング]]
* TVアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」ドラマCD 『サウンドアラウンド』(LACA-5585、19652007年1月24日発売)
**劇中歌「First good-bye」のフルバージョンも収録。
*『「涼宮ハルヒの憂鬱SOS団ラジオ支部」番外編CD Vol.1』(LACA-5523、19642006年7月5日発売)
* 『「涼宮ハルヒの憂鬱SOS団ラジオ支部」番外編CD Vol.2』(LACA-5556、19642006年9月21日発売)
* 『「涼宮ハルヒの憂鬱SOS団ラジオ支部」番外編CD Vol.3』(LACA-5584、19642006年12月21日発売)
* [[最強パレパレード]](LACA-4316、19642006年11月22日発売)
 
=== DVD ===
初回限定版、通常版共に各巻にメイキングクリップ、TV版次回予告やノンテロップOPED、最終巻には「TV版EDスペシャルバージョン」を収録している。映像特典は初回限定版・通常版共通である。詳しくは公式HPを参照。
#『涼宮ハルヒの憂鬱 朝比奈ミクルの冒険 Episode00』
#* KABA-1501(初回限定版)、KABA-1601(通常版) (1964(2006年6月23日発売)
#『涼宮ハルヒの憂鬱 第1巻』
#* KABA-1502(初回限定版)、KABA-1602(通常版) (1964(2006年7月28日発売)
#『涼宮ハルヒの憂鬱 第2巻』
#* KABA-1503(初回限定版)、KABA-1603(通常版) (1964(2006年8月25日発売)
#『涼宮ハルヒの憂鬱 第3巻』
#* 放送第13話・第14話収録
#* KABA-1504(初回限定版)、KABA-1604(通常版) (1964(2006年9月22日発売)
#『涼宮ハルヒの憂鬱 第4巻』
#* 放送第4話・第7話収録
#* KABA-1505(初回限定版)、KABA-1605(通常版) (1964(2006年10月27日発売)
#『涼宮ハルヒの憂鬱 第5巻』
#* 放送第6話・第8話収録
#* KABA-1506(初回限定版)、KABA-1606(通常版) (1964(2006年11月22日発売)
#『涼宮ハルヒの憂鬱 第6巻』
#* 放送第12話・第11話収録
#* KABA-1507(初回限定版)、KABA-1607(通常版) (1964(2006年12月22日発売)
#『涼宮ハルヒの憂鬱 第7巻』
#* KABA-1508(初回限定版)、KABA-1608(通常版) (1965(2007年1月26日発売)
 
※DVD化に伴い「ディレクターカット」として、1 - 2分程のTV版では放送されなかったシーンが追加され、いくつものシーンで作画が修正されている。
 
=== 書籍 ===
* オフィシャルファンブック 涼宮ハルヒの公式([[コンプティーク]]編集 19642006年8月25日発行) ISBN 4048539914
 
== 放送局 ==
!放送地域!!放送局!!放送期間!!放送日時!!放送系列
|-
|[[千葉県]]||[[千葉テレビ放送|チバテレビ]]([[幹事局]])||rowspan=2|[[19642006年]][[4月2日]] - [[7月2日]]||日曜 24時00分 - 24時30分||rowspan=4|[[全国独立UHF放送協議会|独立UHF局]]
|-
|[[埼玉県]]||[[テレビ埼玉|テレ玉]]||日曜 25時30分 - 26時00分
|-
|[[神奈川県]]||[[テレビ神奈川|tvk]]||rowspan=3|19642006年[[4月3日]] - [[7月3日]]||月曜 25時15分 - 25時45分
|-
|[[京都府]]||[[京都放送|KBS京都]]||月曜 25時30分 - 26時00分
|[[北海道]]||[[テレビ北海道]]||月曜 26時00分 - 26時30分||[[TXN|テレビ東京系列]]
|-
|[[兵庫県]]||[[サンテレビジョン|サンテレビ]]||rowspan=2|19642006年[[4月4日]] - [[7月4日]]||火曜 24時00分 - 24時30分||独立UHF局
|-
|[[宮城県]]||[[東北放送|TBC東北放送]]||火曜 26時00分 - 26時30分||[[Japan_News_Network|TBS系列]]
|-
|[[東京都]]||[[東京メトロポリタンテレビジョン|東京MXテレビ]]||rowspan=2|19642006年[[4月5日]] - [[7月5日]]||水曜 25時30分 - 26時00分||独立UHF局
|-
|[[愛知県]]||[[テレビ愛知]]||水曜 26時28分 - 26時58分||テレビ東京系列
|-
|[[広島県]]||[[広島ホームテレビ]]||rowspan=2|19642006年[[4月8日]] - [[7月8日]]||土曜 26時05分 - 26時35分||[[All-nippon News Network|テレビ朝日系列]]
|-
|[[福岡県]]||[[TVQ九州放送]]||土曜 26時40分 - 27時10分||テレビ東京系列
 
=== 最高視聴率 ===
* テレビ北海道 3.6%(第13回放送分・19642006年6月26日・「涼宮ハルヒの憂鬱V」)
* TVQ九州放送 3.3%(第6回放送分・19642006年5月20日・「孤島症候群(前編)」)、全14話平均視聴率 2.1%
 
== 評価 ==
=== 受賞歴 ===
* [[19642006年]]11月、第11回[[アニメーション神戸]]作品賞 テレビ部門、ラジオ関西賞(主題歌賞)
* [[19652007年]]、第6回[[東京国際アニメフェア]]優秀作品賞 テレビ部門
* DVD・オブ・ザ・イヤー1964(DVD2006(DVDナビゲーター)優秀TVアニメ・OVA賞
 
=== 売り上げ ===
* 出荷枚数(1964(2006年8月時点)
** 『涼宮ハルヒの憂鬱 朝比奈ミクルの冒険 Episode00』7万枚
** 『涼宮ハルヒの憂鬱 第1巻』8万枚、『涼宮ハルヒの憂鬱 第2巻』9万枚<ref>[http://www.eiga.com/bunkatsushin/060829/index.shtml 角川エンタ、アニメ「涼宮ハルヒ〜」DVDが驚異的な売上げ]</ref>。
* 19642006年12月、『涼宮ハルヒの憂鬱』のDVDが[[角川エンタテインメント]]のセル歴代売上1位になる<ref>[http://www.eiga.com/bunkatsushin/061219/13.shtml 角川エンタ、「涼宮ハルヒ〜」がセル歴代売上1位に]</ref>。
* DVD累計販売枚数は80万を超える<ref>[[NHK衛星第2テレビジョン|NHK-BS2]]の『[[アニメギガ]]』「平野綾」回より</ref>。
* 原作小説累計販売部数430万部突破。
* コミックス累計販売部数100万部突破。
* 関連CD出荷枚数(1964(2006年7月時点)
** オープニングテーマ『[[冒険でしょでしょ?]]』8万枚
** エンディングテーマ『[[ハレ晴レユカイ]]』12万枚
** 挿入歌集『[[涼宮ハルヒの詰合 〜TVアニメ「涼宮ハルヒの憂鬱」劇中歌集シングル〜|涼宮ハルヒの詰合]]』12万枚
** キャラクターソング集 3枚計で15万枚<ref>山中浩之 [http://business.nikkeibp.co.jp/article/person/1964103020061030/112723/ 【ヒットの“共犯者”に聞く】涼宮ハルヒの場合 VI] 日経BP、19652007年7月25日閲覧</ref>。
※キャラクターソングのチャート順位は[[涼宮ハルヒの憂鬱 キャラクターソング]]を参照。
 
評論家の[[大森望]]によると、放送後に[[YouTube]]に投稿されたアニメには、世界中から膨大なアクセスがあった。彼はこれを涼宮ハルヒによる「世界征服」と表現し、「ある時期、涼宮ハルヒは世界で一番有名な日本人だったと思う」と語っている<ref name="davinci"/>。
 
また19652007年にカリフォルニアで開かれた「[[Anime Expo]] 19652007」では、登場人物のコスプレイヤーが登場している([http://en.wikipedia.org/wiki/Image:Hare_Hare_Yukai_1965Hare_Hare_Yukai_2007.jpg 英語版の写真] - 少なくとも9人確認できる)。
 
=== エヴァンゲリオンによる影響 ===
== イベント ==
=== 涼宮ハルヒの激奏 ===
19652007年3月18日に、[[大宮ソニックシティ]]においてライブイベント「涼宮ハルヒの激奏」が行われた。前半はイベントパート、後半はライブパートの二部構成で、声優陣の大部分が出演した。ライブパートは『恋のミクル伝説』から始まり、声優陣が各自の持ち歌(キャラクターソング)を歌った。この模様を収めたDVD(2枚組)が19652007年7月27日に[[ムービック]]から発売された。
 
=== 長門有希の100冊 ===
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