「ゴシック体」の版間の差分

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DTPの黎明期においても、扱える[[フォント]]は事実上[[モリサワ]]の[[リュウミン]]Lと[[中ゴシックBBB]]だけであり、[[デザイナー]]たちはその制約の中で意匠をこらした。だがそれは確かに写植の多彩な書体から見れば制約ではあったが、金属活字を削って工夫していた状態に比して遙かに大きな利便性を得ていたとも言える。現在では扱えるフォントは選択に迷うほどに増加しているが、それでもやはり明朝とゴシックの組み合わせは王道とされる。
 
[[コンピュータ]]の世界においても、ゴシック体は標準的な地位を占めている。一つにはディスプレイの表示解像度の問題から、縦横の差異やウロコ(明朝体で言えば三角形になっている部分)のある書体は読みづらくなる(環境によっては実用レベルでなくなる一方、ゴシック体はそういった需要を適切に満たすゆえである。
 
[[Microsoft Windows|Windows]]に標準でインストールされる[[MS ゴシック]]と呼ばれるフォントは、[[マイクロソフト]]による独自開発ではなく、[[写真植字機]]開発の伝統を持つリョービのゴシック-Bをベースに、リコーが開発しフォントデータとして仕上げたたものである。その後、現[[ダイナコムウェア]]によるリョービのゴシック体も登場したが、MS ゴシックとは字形が僅かに異なる。
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