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== 軍服における襟章 ==
軍服における襟章は、形状面では[[刺繍]]等が適宜施された[[多角形]]の布、あるいは金属製の[[バッジ]]や[[メダル]]に大別される(前者を台布として後者を配する例もある)。前者の布は、かつては[[兵科色]]等の鮮やかな色が用いられていたが、現代の[[戦闘服]]では服生地と同色または同系色が用いられる場合が多い。
軍服における襟章は、概ね以下の事柄を識別する機能を果たす。
 
軍服における襟章機能面では、概ね以下の事柄を識別する機能を果たす。
#'''国籍''' United Statesの略号であるU.S.の文字をそのまま用いた[[アメリカ軍]]の襟章が代表的であるが、他にも特徴のあるデザインの襟章が用いられている国があり、軍服においては[[帽章]]とともに所属する国籍を識別する重要な要素となっている。
#'''兵科、部隊''' 襟章の布全体または縁取りが[[兵科色]]に色分けされている場合と、所属する兵科や部隊を象徴する意匠や記号、文字、数字等をかたどった金属製のバッジである場合、または両者の組み合わせで表される。
#'''階級''' 襟章が個々の階級ごとに異なる、すなわち襟章自体が階級章の機能を持つ場合と、兵と士官、または佐官以下と将官・元帥が異なる場合(個々の階級は[[肩章]]や袖章で表される)場合がある。後者の場合、士官用の襟章は士官の地位や権威を表象する機能を持ち、とりわけ将官・元帥向けには赤、金等の鮮やかな色が用いられ、[[カシワ|柏]]、[[オリーブ]]、[[ゲッケイジュ|月桂樹]]、あるいはその国を象徴する植物の花・葉等をモチーフにした装飾性の高いデザインである場合が多い。
 
== 関連項目 ==