「西尾忠永」の版間の差分

'''西尾　忠永'''（'''にしお　ただなが'''）は、[[安土桃山時代]]から[[江戸時代]]前期にかけての[[徳川氏]]の家臣。[[江戸時代]]前期の[[大名]]。[[武蔵国|武蔵]][[原市藩]]第2代藩主、[[上野国|上野]][[白井藩]]主。のちに、[[常陸国|常陸]][[土浦藩]]の初代[[藩主]]。[[酒井忠世横須賀藩]]の実弟である西尾家2代。

{{武士/兄弟|[[酒井忠世]]、酒井忠季、'''西尾忠永'''、[[酒井忠正]]}}

{{武士/子|[[西尾忠昭]]（長男）、[[西尾忠知]]（次男）、<br>娘（[[有馬忠頼]]正室）、<br>娘（[[稲垣重昌]]正室、後にのち[[木下俊治]]継室）、<br>娘（増田某室）}}

天正12年（1584年）、酒井重忠の三男として生まれる。[[大老]]・酒井忠世の実弟。[[徳川家康]]に仕え、2000石の所領を与えられた。[[慶長]]4年（[[1599年]]）、[[武蔵国]]内に5000石の所領を与えられていた[[西尾吉次]]の娘を娶り、吉次の養嗣子となった。慶長11年（[[1606年]]）、養父・吉次が死去したため、家督と[[原市藩]]の所領を継いで藩主となる。

元和6年（1620年）1月14日死去。[[享年]]37。後を長男の西尾・忠昭が継いだ。