「生活反応」の版間の差分
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== 現代までの発展 ==
; 古代中国での医学
: 古くは古代中国の法医学書「無冤録」に、その記述が認められる。それによると当時、宮廷の豚の丸焼きを調理した際に、ごく稀に気管や肺に焦や煤の付いた豚があったという。当時の医学者たちは、その理由を探った。やがて医学者らは、一つの結論にたどり着いた。
: これらの少数の[[豚]]は屠殺が完全にはいかず、豚は焼かれた際にまだ生きていたということである。焼かれた時点ではまだ豚は呼吸をしていたため、火の粉や煤を吸い込んでいたのだった。すなわち、呼吸は生きている生物にしかできないこと、肺などの呼吸器官を調べることによって火によって豚は死んだのか、火で焼かれる前に別の原因で死んだのかを特定できる可能性があることを発見した。 : それは、ヒト社会における殺人事件の捜査にも応用できる。放火殺人において、殺害後に放火したのであるか([[非現住建造物等放火罪]])、生きたまま焼き殺したのか([[現住建造物等放火罪]])を調べることが可能となる。 ; 日本での一般化
: 日本で生活反応という言葉が一般的になったのは、「[[下山事件]]」以降であると言われる
== 人におこる主な生活反応 ==
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