「ピカティニー・レール」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
2行目:
 
== 概要 ==
[[Image:M4w-att.jpg|thumb|300px|M4A1とアクセサリー。左下に単体あるレールも見える保護用カバー]]
[[Image:SOPMOD 2-2005.jpg|thumb|300px|M4A1と特殊作戦用アクセサリー。スコープやフロントグリップはレールに取り付ける]]
 
9行目:
要求として、レールは常に安定した固定台であることを要求される。たとえ銃身が熱くなっても冷たくなっても、レールが歪むことがあってはならない。この理由から、ピカティニー・レールは横溝切りになっており、熱に左右されるとしても縦方向に拡大収縮する遊びが与えられている。
 
当初は[[スコープ]]のみの使用であり、レールは大口径の重火器に取り付けられた。[[ナイトビジョン|暗視スコープ]]の使用が増えてくると、より小さな[[アサルトライフル]]への取り付けが始まり、現在では既存の固定式照準に変わり、標準出荷状態の非光学式照準もレールに取り付けるようになってきている。
 
このレールシステムが一般的になってくると、フラッシュライトなど、他のアクセサリの取り付けにも応用が始まった。この簡便さは連鎖的に応用を呼び、色々な後付け部品がピカティニー・レール対応で設計されている。例としては、バイポッド([[二脚]])、銃剣フロントグリップ、レーザーサイトなどである。
 
このシステムからの派生品として、「スモール・レール」が提供されつつある。銃の色々な場所に取り付けることができる小さなレールで、いくつかのケースでは、銃の両側面に取り付けられる。スモール・レールは、[[散弾銃]]や[[拳銃]]に応用が始まっている。