「高齢者福祉」の版間の差分

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高齢化はサービスを必要とする人口の増加と、サービスの担い手であり税・保険料負担の大きい若年世代の人口の相対的減少を意味し、増加する一途の費用をどこに求めるかが課題となっている。
 
[[2000年]]度からには[[介護保険制度]]が発足した、これにより介護サービスの充実のため、老人介護公的[[社会保険]]によって行うこととなった。<br>
この背景には、[[核家族]]化により要介護老人を嫁ひとりが世話をしなければいけない状況や、独居高齢者で介護する親族が近隣にいないなど、家族や親族の介護力が低下し、[[寝たきり老人]]発生の一因ともなっていたこと。
介護力の低下と福祉サービスの量の貧困は、自宅で介護できない高齢者を介護目的で医療機関に入院させる[[社会的入院]]の原因となり、[[医療費]]の増加や高齢者の自立を遠ざける結果となっていたことがある。