「テッベ試薬」の版間の差分

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==反応機構==
[[ルイス塩基]]の作用によって生成するチタン[[カルベン錯体]]  Cp<sub>2</sub>Ti=CH<sub>2</sub> が活性種であると考えられている。ただしこの中間体は反応性が高く、単離・観測には成功していない。このカルベン錯体がカルボニル化合物と付加して4員環構造のチタナオキサシクロブテン中間体を与え、Cp<sub>2</sub>Ti=Oが脱離してオレフィンが生成するものと考えられている。チタン原子と酸素原子の強い親和性が、この反応の駆動力になっていると考えられている。
 
==応用==