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'''幻影城'''(げんえいじょう)は[[1975年]]から[[1979年]]まで発行されていた[[日本]]の小説[[雑誌]]。
 
== 概要 ==
発行元は創刊号である1975年2月号から1976年1月号までは絃映社、1976年2月号から最終号の1979年7月号までは株式会社幻影城。書誌研究者としても知られる[[島崎博]]が編集長を務め
 
[[探偵小説]]専門の雑誌であり、戦前の探偵小説などを多く掲載した。同誌にはファンクラブもあり、そこからは[[宮部みゆき]]、評論家[[縄田一男]]らを輩出するなど異彩を放った。
 
1975年に始めた[[幻影城新人賞]]からは[[泡坂妻夫]]、[[栗本薫]]、[[田中芳樹]]、[[連城三紀彦]]らがデビューした。
 
== 主な掲載作品 ==
* [[竹本健治]]『[[匣の中の失楽]]』
 
==外部リンク 参考文献 ==
* 『幻影城の時代』(自費出版、2007年)
*[http://members.at.infoseek.co.jp/tanteisakka/ 探偵小説専門誌「幻影城」と日本の探偵作家たち]
: 回顧編と資料編の2部構成。回顧編は2004年にミステリーファンが実現させた島崎博のインタビューを中心に、友人の評論家[[権田萬治]]ら関係者が当時を語り、泡坂、栗本、連城など出身作家が回顧原稿を書き、直接間接に同誌に触れた宮部みゆき、[[北村薫]]らがオマージュを寄せた。資料編では島崎博の仕事リストや、通史、休刊理由の推測などが収められた。
 
== 外部リンク ==
[[Category:廃刊・休刊誌|けんえいしよう]]
* [http://members.at.infoseek.co.jp/tanteisakka/ 探偵小説専門誌「幻影城」と日本の探偵作家たち]
[[Category:推理小説|けんえいしよう]]
 
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[[Category:推理小説|けんえいしよう]]
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