「膜性腎症」の版間の差分

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== 臨床像 ==
足や目の周りの[[浮腫]]や体重の増加、尿の泡だち、疲労感などで発症することが多い。[[IgA腎症]]で見られるような肉眼的[[血尿]]は稀である。[[高血圧]]も比較的に少ない。基本的に病気の進行は緩徐であり、ほとんど無症状だったり、寛解と増悪を自然に繰り返したりもする。成人検診での[[蛋白尿]]陽性を経て、初めて診断されることもある。また、明らかな病因がある二次性の膜性腎症と、それらが特定できない一次性の膜性腎症とに分けられる。二次性の原因には、[[悪性腫瘍]](膜性腎症全体のおよそ5-20%)、[[B型肝炎]][[ウイルス]]・[[マラリア]]等の[[感染]]、[[全身性エリテマトーデス]](ループス腎炎WHO class V)、d-[[ペニシラミン]]・[[金製剤]]・[[ブシラミン]]・[[非ステロイド性抗炎症鎮痛薬]]など特定の[[薬剤]]使用が含まれる。二次性の場合は、原則として、原因を除去・治療できれば腎症も治癒する。
 
== 検査 ==