「鉄血演説」の版間の差分

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ドイツ語版20:26, 6. Sep. 2007から転載
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'''鉄血演説'''(てっけつえんぜつ {{lang-de-short|Blut und Eisen Rede}})とは、軍備拡張を進める[[プロイセン]][[政府]]の予算案を[[議会]]に否決され、これを受けて当時のプロイセン首相[[オットー・フォン・ビスマルク]]が[[1862年]][[9月]]の下院予算委員会で議員を前にして行った[[演説]]の一部である。
 
小国分立のドイツ統一を目指し、軍備拡張を強行したビスマルクの人となりを如実に表したものであり、彼の「鉄血宰相」というあだ名の由来にもなった。(→[[ドイツ統一]])
 
*ドイツがプロイセンに注目しているのは、その自由主義ではなく、力なのであります。言論や多数決は1848年および1849年の欠陥でありました。今や問題は'''鉄'''(武器)と'''血'''(兵士)によってのみ解決されるでありましょう。
*:{{lang-de-short|Nicht durch Reden oder Majoritätsbeschlüsse werden die großen Fragen der Zeit entschieden, sondern durch Eisen und Blut}}<ref>Zitiert nach: Wilhelm Schüßler (Hrsg.), Otto von Bismarck, Reden, 1847-1869, in Hermann von Petersdorff (Hrsg.) Bismarck: Die gesammelten Werke, Band 10, Berlin: Otto Stolberg, 1924-35, S. 139-40.</ref>
 
結局プロイセン議会はビスマルクの演説を受けて予算を可決。以後、ビスマルクは'''鉄血政策'''と呼ばれる富国強兵・対外強硬策を推進して、[[デンマーク]]・[[オーストリア]]・[[フランス]]を破り、[[ドイツ帝国]]の樹立へと邁進する事になる。
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*[[ドイツ帝国]]
 
== 注 ==
[[Category:ドイツ帝国|てつけつえんせつ]]
<references />
[[Category:鉄|てつけつえんせつ]]
 
[[Category:演説|てつけつえんせつ]]
[[Category{{DEFAULTSORT:鉄|てつけつえんせつ]]}}
[[Category:ドイツ帝国|てつけつえんせつ]]
[[Category:鉄]]
[[Category:演説|てつけつえんせつ]]
{{history-stub}}
 
[[de:Blut und Eisen]]
[[en:Blood and Iron]]