「DL表記法」の版間の差分

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がどのように配置しているかで判断する方法である。水素原子が奥側(向こう側)になるように見たとき、上記の官能基が炭素の周囲に時計回りに配置しているものが <small>D</small>-体 である。一方、反時計回りであれば、<small>L</small>-体である。(例: <small>L</small>-[[アラニン]])
 
グリセルアルデヒドを基準とするDL命名法は混乱を招きやすく、多数の不斉点を持つ化合物には適用しにくい。しかしこの命名法が今でも生き残っている原因はアミノ酸、中でも[[システイン]]にある。現在多く使われるRS表記では、20種類のタンパク質構成アミノ酸のうちシステインだけが命名法の関係上R/Sが逆転してしまう。このため混乱を招くとして、アミノ酸の立体配置表示には今でもDL表記が主に使われている。
 
==関連項目==