「親知らず」の版間の差分

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{{Otheruses|'''ヒトの歯'''|'''日本海側の地形'''|親不知}}
[[画像:Oyasirazu.jpg|thumb|240px|親知らず]]
'''親知らず'''('''おやしらず''')とは[[ヒト]]の[[歯]]の一種。[[下顎第三大臼歯]]および[[上顎第三大臼歯]]の事を指す。'''知恵歯'''(ちえば)、'''智歯'''(ちし)とも呼ばれる。
 
下顎第三大臼歯と上顎第三大臼歯は、成人後に生え始めることが多いが、最近は未成年でも生え始めることがある。
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赤ん坊の[[歯]]の生え始めと違い、多くの人は親元を離れるてから生え始めるため、親が歯の生え始めを知ることはない。そのため親知らずという名が付いた。人によっては一生生えない場合もある。親知らずを含めると、人間の歯は合計32本生えることになる。)というが、これは物事の分別がつく年頃になってから、はえてくる歯であること
 
親知らずのことを、英語では''wisdom tooth''(中国語で智歯)に由来する。
 
==特徴==
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こういったトラブルが起きると、必然的に歯医者に行き抜くなどの対処をすることになるが、歯そのものや[[神経]]は健康であることが多いため、その作業は非常に負担がかかる。麻酔を打っても痛みがある場合もあるし、術後に麻酔が切れた後の痛みや怠さも、単なる虫歯の場合より激しい。そういう点でもタチの悪い歯と言える。上顎の親知らずを抜歯した場合、上顎洞と口腔が貫通してしまう人もいる。
 
しかし、これはトラブルが起きた場合のことであり、そうでないときは足も二本ついている大きく頑丈な歯を余分に得たことになる。仮に手前の大臼歯を失った時には、その部分に移植して使えるし、入れ歯のブリッジとしても有効に使える。[[8020運動]]などの老後を見据えれば、本来は価値のある歯である。
[[8020運動]]などの老後を見据えれば、本来は価値のある歯である。
 
==痛みによる社会生活への影響==
 
===問題点===
*人生に大きく影響を与える時期(大学受験・就職活動etc。ともに2-4月期。)に痛みが継続的に発生する可能性がある。