「マシンガン・ケリー」の版間の差分

ケリーはアイドルワイルド中学を卒業後、メンフィスで最も古い公立高校であるセントラル高校に進学した。そして1917年、[[ミシシッピ州立大学]]に農業を学ぶ為に進学するが、ここで彼の人生におけるつまづきの兆候が始まった。

1928年、[[インディアン居留地]]で酒の密造をしていたかどで[[オクラホマ州]][[タルサ]]で逮捕され、[[カンザス州]]レブンワース連邦刑務所で懲役3年の刑を言い渡された。

1933年7月20日、ケリーらは[[オクラホマシティ]]に住むチャールズ・F・アーシェルと彼の友人ウォルター・Ｒ・ジャレットを誘拐、犯行時周囲に気を配り慎重に行動し誘拐に成功したが、その際、犯行現場に指紋などの証拠を残していた。これが後に[[FBI]]に送られることになった。

犯行から56日後、調査の結果ケリーらはメンフィスにあるＪJ・ＣC・ティチェノール（J.C. Tichenor）の所有する家に潜んでいることが判明。ケリーらを逮捕する為、[[アラバマ州]][[バーミンガム (アラバマ州)|バーミンガム]]からFBI特別捜査官がメンフィスへ送られた。

この逮捕の際、ケリーは武器を持たずにFBIらの前に出でて「''撃つなＧGメン！撃つなＧGメン！''」と叫んだと言われている。このＧGメンという言葉はそれまでは単に「政府の役人」を指す言葉であったが、この事件以降はFBI特別捜査官を指す言葉になった。

そしてＧGメンという言葉を作ったのはキャサリンだったということが判明した。

しかし、FBIは自身の評判を上げる為、事実を隠し、ＧGメン神話を利用し続けた。

1933年10月12日、ジョージおよびキャサリン・ケリーは有罪と判決され、[[終身刑]]が宣告された。

そして、[[リンドバーク法]]施行後、最初の裁判であった事。