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== 歴史 ==
アクスム王国は[[ゲーズ語]] ([[:en:Ge'ez language|Ge'ez]]) と呼ばれる独自の文字言語を持っており、古いものは紀元前5000年から前2000年まで遡る巨大な[[オベリスク]]に代表される独自の建築様式を発達させていた<ref> Herausgegeben von Uhlig, Siegbert, ''Encyclopaedia Aethiopica: D-Ha'' (Wiesbaden: Harrassowitz Verlag, 2005), p. 871. </ref>。この王国は[[エザナ]]王の時に最盛期を迎えた。公式に[[キリスト教]]に改宗したのもこの時期で、エザナ王もアブレハという洗礼名を持つ<ref>J. D. Fage, ''A History of Africa'' (London: Routledge, 2001)". pp. 53-54. ISBN 0-415-25248-2. </ref>。
 
エチオピア正教会は、[[シオンのマリア教会]] ([[:en:Church of Our Lady Mary of Zion|Church of Our Lady Mary of Zion]])に[[モーセの十戒]]を刻んだ石版を納めた[[契約の聖櫃]]があると主張している。この教会では、数世紀に渡り[[ファシリデス]]帝の治世までの代々のエチオピア皇帝が礼拝し、中断の後、[[ヨハンネス4世]]から帝政の終焉まで再び歴代皇帝が礼拝していた。アクスムはエチオピア最高の聖地であり、重要な巡礼地なのである<ref>Hodd, Mike, ''Footprint East Africa Handbook'' (New York: Footprint Travel Guides, 2002), p. 859. ISBN 1-900949-65-2. </ref>。