「野獣は、死なず」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
An editor (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
Mt3 (会話 | 投稿記録)
m 推理小説から日本の推理小説にカテゴリーを変更
1行目:
{{文学}}
'''野獣は、死なず'''(やじゅうは、しなず)は、[[日本]]の[[ハードボイルド]]・[[冒険小説]][[推理作家|作家]][[大藪春彦]]が著した長編[[アクション小説]]、[[伊達邦彦]]シリーズ最終作。
 
== 概要 ==
伊達邦彦シリーズ長編第6作。本作発表の翌年([[1996年]])に大藪が急逝したため、シリーズ最終作となった。
 
=== 刊行経緯履歴 ===
*[[1995年]][[9月]] [[光文社]][[カッパノベルス]]より「野獣は、死なず」書き下ろし刊行
* [[19981995年]][[29月]] 、[[光文社文庫]][[カッパノベルス]]より野獣は、死なず 伊達邦彦全集⑨」』書き下ろし刊行
* [[19951998年]][[92月]] [[ 光文社]][[カッパノベルス]]文庫より野獣は、死なず」書き下ろし 伊達邦彦全集(9)』刊行
 
{{ネタバレ}}
 
== あらすじ ==
核弾頭を強奪し、最終計画「野獣王国」建設を目指す邦彦。そこに魔の手邦彦の所有する島で協力者のヤンが死体っていた。メモ用紙に書かれた[[ダイイング・メッセージ]]。《曜天変目》の中にあった球状の物質は一体何なのか。そこから、邦彦と[[モサド]]との壮絶な戦闘が開始された
 
邦彦は急遽オーストラリアのローゼン博士のもとへ飛ぶ。そこで分ったのは、アルファと呼ばれるその物質は[[常温核融合]]を起こすものであり、おそらく地球外から飛来したものであるということであった。口封じのために教授を殺害する邦彦、しかしそこに襲撃者が現れる。彼らの背後にちらつく[[イスラエル]]情報機関「モサド」の影。また彼らもまた「アルファを狙っている!た。そして邦彦と[[モサド]]と壮絶な戦闘員・栗城大和、Dr.ソクラテスと伊達邦彦、そして超能力を持つ美少女・島野理絵。二つの策謀一斉に交錯し開始されとき、多くの血が吹きすさぶ
 
== 登場人物 ==
*'''; 伊達邦彦'''
: 少ない描写から推察するに40代後半に差し掛かっているのではないかと思われる。しかし、タフな野獣性は健在であった。
*'''; 栗城大和'''
: モサドの戦闘員。わずか13歳でかの[[三億円強奪事件]]に参加。伊達殺害は任務としてではなく自分の存在を賭けたものとして認識している。
*'''; ドクター・ソクラテス'''
: 大和の育て親。今回のアルファ強奪計画の指導者。
*'''; 島野理絵'''
: [[テレパシー]]、[[予知能力]]を持つ少女。邦彦に[[処女]]を奪われる。
 
== 関連項目 ==
* [[野獣は甦える]]
* [[核|核物質]]
* [[ウージー]]
 
[[Category{{DEFAULTSORT:冒険小説|やしゆうはしなす]]}}
[[Category:推理冒険小説|やしゆうはしなす]]
[[Category:日本の推理小説]]