「沖仲仕」の版間の差分

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[[1960年代]]以前の[[貨物船]]のほとんどは[[バラ積み船]]であり、荷揚げ荷下ろしの作業は本船から[[艀]]、艀から[[桟橋]]と荷物を移動させるために、多くの作業員を要する仕事であった。高賃金で体力勝負となる労働現場は、荒くれ者が集まることから荒廃しやすく、[[暴力団]]などに対する人的供給源や資金源となることもあり、反社会的な位置づけを受けることあった。
 
[[1970年代]]以降、各地の[[港湾]]が整備され大型[[コンテナ船]]の利用が主流になると、港湾での作業は艀を使った労働集約型の作業は瞬く間に減少し、沖仲仕は港湾労働者として括られるようになった。現在、船の荷揚げ荷下ろしの作業を行う港湾労働者の仕事は、[[ガントリークレーン]]に代表される大型機械の操作などオペレーター的な作業が中心となり、かつて沖仲仕が活躍していた時代とは作業内容が大きく異なっている。
 
==関連項目==