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編集部員は5名と小所帯で制作している。
 
時の社長・[[田中健五]]の意向を強く反映した内容を踏襲している。『[[正論 (雑誌)|正論]]』、『[[Voice (雑誌)|Voice]]』、『[[WiLL (雑誌)|WiLL]]』と共に、[[保守]]・[[右翼]]系の代表的な論壇誌であり、[[リベラル]]・[[左翼]]路線の[[岩波書店]]の『[[世界 (雑誌)|世界]]』、[[朝日新聞社]]の『[[論座]]』などと対をなしている。そのため戦前日本([[大日本帝国]])の路線を肯定し、中国や韓国など周辺諸国を非難する論文を掲載する傾向にある。北朝鮮の拉致問題は、ほとんどの主要マスコミが沈黙する中で、当初から大きく取り上げていた。また、初期にはサイエンス関係の企画も扱っていた。
 
とりわけ[[朝日新聞]]批判は創刊以来のライフワーク的存在であり、しばしば特集を組んで批判論陣をはる(もっとも最近では朝日側から批判されることもしばしばで、[[論座]]では『「諸君!」それでも「正論」か!』など、同じ系統の雑誌とあわせて揶揄されている。)。古くは[[本多勝一]]の『中国の旅』批判、21世紀に入ってからは[[女性国際戦犯法廷#NHKの特集番組について|女性国際戦犯法廷のNHK番組改変問題]]で、安倍晋三の主張に乗る形で“捏造を行った朝日”と批判を大々的に行っている。また、主に左派文化人の呼称である「[[進歩的文化人]]」批判も常連である。特に、左派文化人がソ連体制や中国の文革、北朝鮮の個人崇拝を無条件で礼賛していた各種の過去の発言を、雑誌や新聞から発掘し、個人名を挙げて出典付きで紹介する「悪魔祓いの戦後史」([[稲垣武]])の連載は反響を読んだ。