「シアン酸」の版間の差分

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{{Infobox 有機化合物
'''シアン酸'''(—さん)とは[[示性式]]HO-C≡Nで表される[[化合物]](弱[[酸]])である。[[融点]]-86.8℃、[[沸点]]23.5℃常温で[[酢酸]]に似た臭気の無色の液体。[[異性体]]に[[イソシアン酸]](H-N=C=O)と[[雷酸]](HO-N=C:)がある。
| name=シアン酸
| 構造式=[[Image:Cyanic acid tautomers.gif|200px]]
| IUPAC=
| 別名=
| 分子式=CHNO
| 分子量=43.02
| CAS登録番号=420-05-3
| 形状=無色の液体または気体(室温に沸点が近いため)
| 密度= | 相=
| 相対蒸気密度=
| 融点=-81 | 融点注=
| 沸点=23.5 | 沸点注=
| 昇華点= | 昇華点注=
| 比旋光度=
| SMILES=N#CO
| 出典=
}}
'''シアン酸'''(—シアンさん)とは[[示性式]]HO-C≡Nで表される[[化合物]](弱[[酸]])である。[[融点]]-86.8℃、[[沸点]]23.5℃常温で[[酢酸]]に似た臭気の無色の液体。[[異性体]]に[[イソシアン酸]](H-N=C=O)と[[雷酸]](HO-N=C:)がある。
 
== 互変異性 ==
ただしシアン酸はイソシアン酸との[[互変異性]]を示し、気体もしくは非プロトン溶媒中ではイソシアン酸の形で存在する分子の方が多い。[[水素結合]]が形成しやすい液体状態や[[プロトン溶媒]]中ではシアン酸の形で存在する分子の方が多くなる。
 
== 安定性 ==
[[Image:S-triazine-2%2C4%2C6-triol_and_s-triazine-2%2C4%2C6-trione.PNG|thumb|構造式 シアヌル酸]]
あまり安定ではなく、単離した状態などては徐々に[[重合]]して殆どは[[シアメリド]](Cyamelide)や少量の[[シアヌル酸]](Cyanuric acid)を生成する(いずれも3量体である)。水溶液は加水分解する。
 
== 異性体の発見 ==
[[フリードリヒ・ヴェーラー]]がシアン酸と[[アンモニア]]から[[尿素]]を合成したことは初めての無機化合物から有機化合物の合成として広く知られている。また、[[異性体]]の存在が初めて発見された化合物である。
 
20,712

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