「エクストラネット」の版間の差分

削除された内容 追加された内容
SieBot (会話 | 投稿記録)
m robot Adding: bg:Екстранет
通信で使用する回線
5行目:
エクストラネットとは限られた範囲で扱われる[[共有リソース]]を含む[[コンピュータセキュリティ|セキュリティ]]で保護されたネットワークのことである。
この用語はもともと「イントラネットを拡張したネットワーク」という程度の意味しかなく、この単語が意味する事に関していくつかの議論がなされてきたが、現在ではイントラネットが主に同一の企業またはグループ企業内のネットワークであるのに対し、エクストラネットは[[電子商取引]]や[[電子データ交換]]などといった異なる企業間での情報通信を行うネットワークシステムのことを主に指す。
またイントラネット間での通信は通常[[専用線]]が使用されるが、以前は異なる企業間での専用線接続が認められていなかったこともあり、エクストラネットでは[[公衆交換電話網]]が使用されることが多い。また、通信先が多数あるいは遠距離であるため[[電気通信事業者]]の提供する[[Virtual Private Network|VPN]]や[[インターネット]]を経由して行われものをエクストラネットと呼ぶこともある。このためエクストラネットでは[[ファイアウォール]]、[[認証]]、[[デジタル証明書]]、[[Virtual Private Network|VPN]]などを使用した、高度な安全性が確保された通信が求められる。
 
なお海外では Extranetという単語は[[ウェブサイト]]でのログインユーザのみ見ることのできるページ等の個人部分といった意味で使われることもある。