「北米トヨタ自動車セクハラ訴訟事件」の版間の差分

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この事件は、[[2006年]][[5月3日]]付けの[[アメリカ合衆国|アメリカ]]、ニューズデー紙が[[報道]]し、次いで各種[[マスメディア|メディア]]が報道して知られるようになった。内容は[[トヨタ自動車]]のアメリカ法人である北米トヨタ自動車の元社長秘書が、[[2005年]]秋、同社の社長兼[[最高経営責任者|CEO]]から出張先のホテルの部屋や公園で体を触られるなどのセクハラ行為を受けたというものである。この元秘書は[[5月1日]]、[[ニューヨーク州]]地裁に、この社長と北米トヨタ、トヨタ自動車本社を相手取り、[[懲罰的損害賠償]]を含む総額1,900万ドル(当時の[[日本円]]換算で215億円)の支払いを求める訴訟を提起した。
 
同社長は訴訟を受けて、「裁判では全面的に嫌疑を晴らせると期待しているが、社長にとどまることは結果的に会社の利益にならないと判断した」としてまもなく辞任し、6月下旬に別の子会社の[[ダイハツ工業]]と[[関東自動車工業]]の[[監査役]]への就任の内定も辞退した。訴訟は同年[[8月4日]]に[[和解]]により決着している。
==関連項目==
*[[訴訟]]