「回帰線」の版間の差分
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{{otheruses|[[球面]][[座標]]における主要な[[緯度|緯線]]の
[[Image:Wendekreise Tropics Donence.png|thumb|right|300px|上の青線が北回帰線、
'''回帰線'''(かいきせん、[[英語|英]]:tropic)は、[[地球]]
[[太陽]]が地表を照らす[[角度]](太陽高度、仰角)は[[季節]]と[[時刻]]によって変化する。いちばん角度が大きくなる正午ごろの場合(このときの太陽の角度を[[正中|南中]]高度という)、[[春分]]と[[秋分]]の日には[[赤道]]上で垂直に照らす。また、[[北半球]]の[[夏至]]には北緯23.4度
[[英語]]などヨーロッパの言語で回帰線を意味する言葉(英語なら''tropic'')は、[[ギリシャ語]]で「帰る」(turn)という意味の''tropos''に由来している。「回帰線」という名称はその意訳である。
回帰線の緯度は地球の[[
この2つの回帰線にはさまれた地域は、太陽からの[[太陽放射|放射]](輻射熱)を良く受けるため、年間を通して気温が高く、[[熱帯]]となっている。
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回帰線付近の地域は、[[亜熱帯高圧帯]]の影響により1年中乾燥し、[[砂漠気候]]となりやすい状況にある。これは、赤道付近で起こった上昇気流が上空で乾燥しこの付近に集まってくるために起こる。年に1度太陽が真上に来ることが、亜熱帯高圧帯となっている原因ではない。
回帰線を[[天球]]に投影した赤緯線、つまり天の回帰線は、かつては[[天球図]]にも描かれていたが、現代の[[星図]]には記入されない。
== 関連項目 ==
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