「一〇〇式輸送機」の版間の差分

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::・翼前縁とプロペラに防氷装置を設置
::・集合排気管を外側にだけ開口(1号機から)
::・客席の15席への増加(405号機から)。17~19人用の長椅子に変更も可能
::・滑空機の曳航装置の追加(昭和19年3月試作、同年8月以降標準装備)
 
本機は、当時の国産輸送機としては機体性能も運用性も最良の機体で、他国の双発輸送機と比べても遜色のないものだった。ただ、九七式重爆撃機のスリムな機体が原型だったためか、他国の同一規模の輸送機と比べると搭載量や輸送人員が少ない点が欠点であった。
また、民間機としても[[三菱MC-20|MC-20]]として製造され、航空会社や新聞社などで使用された。
 
製造は昭和16年から昭和20年1月まで、三菱重工業において軍用民用合わせて一型101機、二型406機の合計507機製造された。生産は昭和20年1月以降、日本国際航空工業に移管されたが、移管後の生産数は不明とされている(10機製作とする資料あり)。これは、国産輸送機としては最多であった。民間機としては[[三菱MC-20|MC-20]]の名称で製造され、航空会社や新聞社などで多数使用された
 
== スペック ==