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特徴として、[[魏 (三国)|魏]]や[[西晋|晋]]における重要人物の[[諱]]を使用していることが挙げられる。執筆が終わった時期は魏の高貴郷公([[曹髦]])が殺害された時期と見られていたが、逸文によって晋の成立後に書かれた部分が存在することが分かった。<!--時期的上晋の諱を使う事に差し支えない「よく筆を'''操'''る者は十人に満たず([[曹操]]の諱)」などなど、魏の諱も使われている。-->
 
記述は魏国内や関中軍閥などに詳しいが、遠方についてはあまり書いていない。この事から生身の証言を重視したと思われる。しかし、[[外国]]に関する記述は、現存する当時の文献ではもっとも詳しく、[[邪馬台国]]や[[大秦|大秦国]]([[ローマ帝国]])への言及もある。特に、大秦国については、中国側の文献では現存最古の[[史料]]であり、中国の[[皇帝]]専制支配とは異なる、[[元老院 (ローマ)|元老院]]の存在などを示唆した記述がある(内容については[[大秦#魏略]]を参照)
 
==倭について==