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[[Image:Oyu-kanjyouretuseki.JPG|thumb|right|240px|大湯環状列石]]
'''大湯環状列石'''('''おおゆかんじょうれっせき''')は、[[ストーンサークル]]や環状石籬(かんじょうせきり)とも呼ばれ、[[秋田県]][[鹿角市]][[大湯温泉 (鹿角市)|十和田大湯]]にある[[縄文時代]]後期の大型の[[配石]]遺跡。国の[[特別史跡]]に指定されている
 
== 概要 ==
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遺跡の使用目的に関しては諸説あるが、近くには構造が似ている一本木後ロ遺跡があり、これは墓であることが調査によって明らかになっており、また配石遺構の下から副葬品をともなう土坑が発見されたため大規模な共同墓地と考えられている。さらに[[1948年]]から始まった万座の周辺調査から[[掘立柱建物]]跡群が巡らされていたことが明らかになり、これらは墓地に附属した葬送儀礼に関する施設ではないかと推測されている。
 
大湯環状列石には日時計状組石があり、この日時計中心部から環状列石中心部を見た方向が夏至の日に太陽が沈む方向になっている。このような組石は[[北秋田市]]の[[伊勢堂岱遺跡]]にもあり興味深い。大湯環状列石の北東には[[黒又山]]があり、大湯環状列石からはきれいな三角形に見える。黒又山にも何らかの人工的配石遺構などがあるとする説もあり、大湯環状列石との関連が一部より指摘されている。
 
大湯環状列石には日時計状組石があり、この日時計中心部から環状列石中心部を見た方向が夏至の日に太陽が沈む方向になっている。このような組石は[[北秋田市]]の[[伊勢堂岱遺跡]]にもあり興味深い。
 
大湯環状列石の北東には[[黒又山]]があり、大湯環状列石からはきれいな三角形に見える。黒又山にも何らかの人工的配石遺構などがあるとする説もあり、大湯環状列石との関連が一部より指摘されている。
 
国の[[特別史跡]]に指定されている。
 
== 環状列石に類似する遺構 ==
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{{DEFAULTSORT:おおゆかんしようれつせき}}
[[Category:縄文時代日本の配石遺跡]]
[[Category:日本の考古遺跡]]
[[Category:特別史跡]]
[[Category:秋田県の史跡]]
[[Category:鹿角市]]
[[Category:秋田県の歴特別]]