木綿(ゆう)とはコウゾの皮の繊維を蒸して水にさらし、解して作られた糸である。
神道の祭事において木綿で幣を作り、榊に垂らした。 木綿で作った襷、木綿襷(ゆうたすき)も神事に用いられた。
これを折って作った布は太布(たふ)、栲(たえ/たく)、栲布(たくぬの)などと呼ばれる。 また、木綿から作られた造花を木綿花(ゆうはな)と言う。