「熱暴走」の版間の差分

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'''熱暴走'''(ねつぼうそう)とは、[[化学反応]]や[[回路]]設計の分野で用いられる用語で、発熱が更なる発熱を招く(という正の[[フィードバック]])ことでにより、温度の制御が出来なくなった状態る現象、あるいはそのような現象状態のこと。この状態にな現象が生じると温度が際限なく上昇し、最悪の場合は機器の破壊や爆発にまで至る。単純な過熱による動作不良や、熱による[[コンピューター]][[プログラム]]の暴走については[[オーバーヒート]]を参照。
 
例えば、バイポーラ[[トランジスター]]は温度上昇にしたがって[[抵抗値]]が下がる性質を持っている(負の[[温度係数]]を持つ)。このため、適切な処理を行なわずに利用した場合、一旦温度上昇が生じると、より大きな大電流が流れることでさらなる温度上昇を招き、最終的には素子の破壊に陥る。
 
[[en:Thermal runaway]]