「テブナンの定理」の版間の差分

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'''テブナンの定理'''(テブナンのていり, Thevenin's theorem)は、多数の直流[[電源]]を含む[[電気回路]]に負荷を接続したときに得られる[[電圧]]や負荷に流れる[[電流]]を、単一の[[内部抵抗]]のある[[電圧源]]に変換して求める方法である。
[[フランス]]の[[技術者]]、[[シャルル・テブナン]]により発表された。
[[日本]]では'''等価電圧源表示'''(とうかでんあつげんひょうじ)、また独自交流電源の場合発表も成立することを証明した[[鳳秀太郎]](ほう ひでたろう、[[東京大学]]工学部教授で[[与謝野晶子]]の[[実兄]])の名を取って、'''鳳-テブナンの定理'''(ほう・テブナンのていり)ともいう。これは早稲田大学教授だった黒川兼三郎の発意による(「川上 (1967)」)。(しかしこの呼び方はかなり誇大的という向きも多い、実際国際会議で50年も遅れた発表を独自に発見したと言っても成果として認められることは無い。)
 
負荷を開放したときの電源部の電圧を ''V<sub>f</sub>'' 、電源を除いたときの電源部の内部抵抗を ''R<sub>0</sub>'' 、負荷を ''R<sub>L</sub>'' 、負荷に流れる電流を ''I<sub>L</sub>'' 、負荷を接続したときの電圧を ''V<sub>L</sub>'' とすると、